法人情報
 
2014年度 事業報告
Ⅰ 子どもの虐待防止に関する事業
A・電話相談事業(共同募金助成事業)

1.CAPNAホットライン
登録相談員数:73名
実施日時:月曜日~土曜日 10:00~16:00(年末年始を除く通年)
場所:CAPNA相談室
主な内容
・年間受信件数:1,226件
・虐待に関する相談電話は、全体の約4割を占めている。
・子ども虐待に至る可能性のある育児不安相談は、全体の22%である。
・過去の虐待からくる被虐待相談が継続、かつ頻回となる傾向がある。
・稼働相談員数が減少傾向であることが、課題としてある。

2.電話相談スタッフ全体会
実施日時:2014年5月25日(日) 13:00~15:30
場所:ウィルあいち 特別会議室 
参加人数:40名(理事2名含む)
主な内容
・2014年度の活動報告及び会計報告   ・2014年度事業計画の承認
・新旧リーダーの紹介          ・11期生の紹介

3.ピアカンファレンス
実施日時:月に1回 2時間程度(各曜日グループで行う)
場所:CAPNA 404号室
主な内容
・電話相談員事業の提案や検討事項などの意見交換
・電話相談員としての聴き方や対処方法、不安や疑問を相談し合い、今後の活動に活用
・研修会などに参加して得た知識・情報の共有

4.ケースカンファレンス
第1回『予期しない妊娠について』
実施日時:2014年7月19日(土)13:00~15:00
場所:CAPNA 404号室
講師: 萬屋 育子氏(CAPNA副理事長)
参加人数:18名

第2回『頻回の利用者への対応について』
実施日時:2014年11月19日(水)13:30~15:30 404会議室
場所:CAPNA 404号室
講師:高橋蔵人氏(臨床心理士)
参加人数:15名

5.施設見学
実施日時:2014年12月17日(水) 14:00~16:00
場所:ファミリーホーム「陽気道場」
参加人数:12名

6.電話相談員研修会
テーマ『むずかしいお子さんを持つお父さん、お母さんとのつきあい』
実施日時:2014年12月7日(日)13:00~15:00
場所:CAPNA 404号室
講師 堀田あけみ氏(椙山女学園大学准教授)
参加人数:30名

7.民間ネット全国一斉子育て・虐待防止ホットライン
実施日時:2014年11月1日(土)~7日(金)10:00~17:00
場所:CAPNA電話相談室
参加人数:19名
受信件数:35件

8.電話相談員必須研修
実施日時:2015年2月16日(日) 13:00~16:30
場所:名古屋都市センター 特別会議室
参加人数:55名
(他に、予備日2月15日に9名参加、レポート提出は3名)
主な内容
・講演『被虐待者の心と支援』
講師:多田 元氏(弁護士)
・小グループに分かれての意見交換

9.リーダー会
実施日時:4/5(土)、 6/7(土)、 7/5(土)、 9/6(土)、 12/7(日)、1/18(日)、3/9(日) 
場所:CAPNA 404号室
主な内容
・電話相談事業運営に関する話し合い
・各曜日グループからの提案や要望を検討し集約
・社会資源の整備や更新、相談室の整備

10.電話相談員養成講座
(1)募集と応募者
2014年3月中旬より「あなたのチカラを子どもたちの未来のために!」をキャッチフレーズで、第11期子ども虐待防止電話相談スタッフの募集を行った。結果3名の応募があった。

(2)養成講座は以下の日程で、会場はCAPNA404号室で行った。

 虐待関連講座

 電話相談

 ボランティア

5/27

CAPNAの使命と歴史

 

 

6/25

虐待概論

電話相談概論

ボランティア概論1

7/8

傾聴講座

ロールプレイ1

 

7/18
宿泊

子ども虐待の実際
(身体虐待・ネグレクト)

ロールプレイ2
聴く練習 1・2

グループワーク1・2
懇親会

8/26

傾聴講座

聴く練習3・
モニター研修の説明

グループワーク3

9/13

NPOフォーラム
(国際会議場)

ボランティア概論2

9/13~
9/17

第20回ISPCAN子ども虐待防止世界会議名古屋2014

9/23

子ども虐待の実際
(性虐待・心理虐待)

モニター・検討2

グループワーク4

9/30

市町村・児童相談所の実際

第1回レポート提出

グループワーク5

10/14

モニター研修話し合い

10/28

DVと虐待

電話相談実習4と検討3

モニター研修の報告

11/11

児童養護施設の見学1
社会的養護・里親

事例検討4

ケースカンファレンス1

11/25

傾聴講座

電話相談実習5

グループワーク6

12/9

児童養護施設の見学2

グループワーク7

12/17

社会的養護(里親)の実際

望年会

1/13

市民活動とボランティア

グループワーク8

1/27

電話相談実習

ケースカンファレンス2

2/10

メール相談の実際

ケースカンファレンス3

2/25

修了式

B・予防援助事業(SSCグループ)
育児に不安を抱える母親への支援を目的として1996年4月から開始しました。託児付きのグループワークなど、毎月第4土曜日に開催されていましたが、使用していた会場の閉鎖により2014年6月末日をもって現在休止中です。
C・CAPNAシェルター事業 (共同募金・日本フィランソロピー協会助成事業)

主な活動
*シェルター支援ネットワーク委員会開催
2015年2月24日            於:東横イン名古屋丸の内
愛知県女性相談センター、名古屋市男女平等推進センター、 イーブル名古屋相談室、愛知県女性相談センター 知多駐在室、名古屋厚生会館愛のホーム、中村区・守山区・南区・北区楠支所女性福祉相談員、かけこみ女性センターあいち、CAPNAシェルタースタッフ 小久保・石田・水野・塚崎        計13名参加
*シェルター支援者会議開催
6/26.9/16.1/15.2/24

*国際ソロプチミスト名古屋会議に参加        於:イーブル名古屋
6/25.10/30.2/5

*4/16 かけこみ女性センターあいち説明会に参加(塚崎)イーブル名古屋
*6/20「民間DV被害者保護施設の実情をしる2014」交流会に出席(小久保)
*8/9 名古屋市子ども子育て支援会議に出席(塚崎)
*9/5  名古屋市ドメスティック・バイオレンス対策関係機関連絡協議会に出席(塚崎)
*9/15.16 世界会議に参加
*10/28  CAPNA電話相談員養成講座に参加(塚崎)
*11/7   オカリナコンサート開催
*11/8.9 えびす祭りに参加
*2/13  信田さよ子さん講演会開催 参加者124名於:東建ホール丸の内
*3/10 かけこみ女性センターあいちと名古屋市女性福祉相談員との懇談

於:YWCA
*民間DV被害者保護団体との助成金申請会議      於:CAPNA事務局
参加団体:CAPNA・かけこみ女性センターあいち・RIN    適宜開催

 
CAPNA シェルター事業報告
2014年度 利用数 4件(大人4名、子ども10名) 利用日数 延べ 90日間

 

受付先

経路

利用者

内容

判断

支援

支援結果

4月

事務局

市役所

単身女性

DVケース

該当

利用せず

 

5月

事務局

機関

妊娠8ヶ月 障がいあり

DVケース

該当

利用せず

 

5月

事務局

機関

母、小学生・保育園児

DVケース、虐待

該当

利用せず

 

5月

事務局

機関

単身女性

DVケース

該当

利用せず

 

5月

事務局

機関

62歳単身女性

DVケース

該当

利用せず

 

6月

事務局

機関

母、小学生・保育園児

DVケース

該当

利用せず

 

6月

事務局

機関

母、14歳男・11歳男・2歳女

DVケース、虐待

該当

利用

29日間

7月

事務局

機関

母、小学生・保育園児

DVケース

該当

利用せず

 

7月

事務局

機関

母、14歳女・8歳男・5歳男

DVケース、虐待

該当

利用

6日間

7月

事務局

機関

母、子

DVケース

該当

利用せず

 

10月

事務局

機関

母、子

DVケース

該当

利用せず

 

11月

事務局

機関

母、14歳男・11歳男・4歳男

DVケース、虐待

該当

利用

30日間

11月

事務局

機関

母、子

DVケース

該当

利用せず

使用中

12月

事務局

機関

母(18歳)、4か月児(乳児院)

DVケース

該当

利用せず

(未成年)

1月

事務局

弁護士

母、11歳女

DVケース、虐待

該当

利用

25日間

1月

事務局

機関

DVケース

該当

利用せず

使用中

2月

事務局

機関

単身女性

DVケース

該当

利用せず

使用中

2月

事務局

機関

母、子

DVケース

該当

利用せず

使用中

2月

事務局

機関

単身女性

虐待

該当

利用せず

 

3月

事務局

機関

母、小3、小2、年長

DVケース、虐待

該当

利用せず

転校

 
D・愛知県・名古屋市との連携強化事業
1 要保護児童対策地域協議会等への参加
① 愛知県・岡崎市・犬山市・清須市・稲沢市へ委員として参加

 

CAPNA担当者

愛知県

兼田 智彦

岡崎市

前島美津枝

犬山市

萬屋 育子

清須市

隈元眞理子

稲沢市

兼田 智彦

② 名古屋市16区へ専門委員として参加

市区名

CAPNA担当者

市区名

CAPNA担当者

名古屋市

隈元眞理子

瑞穂区

前島美津枝

千種区

隈元眞理子

熱田区

塚崎 真澄

東 区

朝見 巳幸

中川区

井上 光子

北 区

前島美津枝

港 区

朝見 巳幸

西 区

塚崎 真澄

南 区

塚崎 真澄

中村区

隈元眞理子

守山区

朝見 巳幸

中 区

林 恵美子

緑 区

前島美津枝

昭和区

隈元眞理子
牧野 智子

名東区

久川優貴子

天白区

兼田 智彦

*名古屋子ども子育て会議委員、愛知県社会福祉審議会委員としてCAPNAから理事の小久保裕美が出席。
2 連携の効果
愛知県・名古屋市とCAPNAが協働することでさまざまな効果が表れている。たとえば、単独の開催より多くの参加者が参加していただくことができている。また、参加者の職種も多職種となっている。  平成24年に現名古屋市副市長の岩城正光氏ほか名古屋市幹部職員がロサンゼルスの子ども施策を視察した際の報告書に、「子どもの虐待防止に立ち向かうときに必要な対応は「他機関連携である」との言っており、その他機関がそれぞれにクロスレポートをすることで、子どもの情報が多面的に理解でき、多方面からの支援を行うことができる。  愛知県・名古屋市CAPNAが同じ課題で一緒に考える機会を提供することは、今後の多機関連携の素地を作ることにつながっていくものと思われる。  今後の課題として、さまざまな関係機関で隙間の無い支援が行われるように、行政・NPO・地域社会の連携等についての研修も必要になってくると思われる。
 

E・広報・啓発事業

1 市民講座の開催

子どもの虐待について広く知ってもらうため、名古屋市児童虐待推進月間である5月に市民講座「子どもたちの未来のために」を開催した。
日 時:5月26日(月)14:00~15:30
会 場:アートピアホール(ナディアパーク11階)
講 師:アグネス・チャン氏
参加者:160名

2 ニューズレターの発行

第77号(1/10)、第78号(8/10)、第79号(1/20)、第80号(4/10)

3 各種イベントへの参加

ESD(持続可能な開発のための教育)フェスタ2014への参加
日 時:6月8日(日)
会 場:銀河の広場(オアシス21)
内 容:子どもの人権に関する啓発活動及びワークショップの開催

・在日米国商工会議所 チャリティウォーカソンへの出展
日 時:5月18日(日)
会 場:愛地球博記念公園(モリコロパーク)
内 容:子ども虐待防止に関する広報活動及び募金活動

・スマイルデーなごやへの参加
日 時:9月21日(日)
会 場:銀河の広場(オアシス21)
内 容:児童虐待防止に関する啓発活動

・第14回 長者町ゑびす祭りへの参加
日時:11月8日(土)・9日(日)
会場:名古屋市中区錦・長者町
内容:子ども向けワークショップ及び啓発活動・募金活動

4 ホームページ

年数回ホームページを更新し、広く市民へ情報を発信した。
 

F・講師派遣事業

 2014年度は20件の依頼があった(前年度は16件)
1 ・主 催 : 瑞穂区役所民生子ども課
・日 時 : 2014年5月29日 10:30~11:30
・場 所 : 瑞穂区役所講堂
・テーマ : CAPNAの活動と児童虐待
・講 師 : 隈元 眞理子
  ・対象及び人数:瑞穂区地域子ども会育成連絡協議会加盟の子ども会   会長120名

2 ・主 催 : 守山区役所・守山中学校地区青少年推進会議
・日 時 : 2014年6月12日 13:20~14:20
・場 所 : 守山中学校
・テーマ : 児童虐待防止のために地域ができること
・講 師 : 石田 公一
  ・対象及び人数:小中学生の保護者、主任児童委員、区政協力員等 100名

3 ・主 催 : 中部大学保健看護学科
・日 時 : 2014年6月14日 9:30~11:00、11:15~12:45
・場 所 : 中部大学
・テーマ : CAPNAの活動と意義
・講 師 : 新田 美津子
  ・対象及び人数:看護学生等100名

 4 ・主 催 : 西尾市健康課
・日 時 : 2014年6月24日 13:30~15:30
・場 所 : 西尾市役所
・テーマ : 赤ちゃん訪問時の話の聴き方・ロールプレイ
・講 師 : 井上 光子
  ・対象及び人数:こんにちは赤ちゃん訪問員 25名

5 ・主 催 : 名古屋短期大学
・日 時 : 2014年6月21日 13:00~15:30
・場 所 : 名古屋短期大学
・テーマ : 特別養子縁組の取り組み、歴史的経緯と現状
・講 師 : 矢満田 篤二
  ・対象及び人数:名古屋短期大学学生 300名

6 ・主 催 : 半田市・半田市医師会
・日 時 : 2014年6月26日 13:30~15:30
・場 所 : キッズランドクリニック
・テーマ : 児童虐待の予防
・講 師 : 塚崎 真澄
  ・対象及び人数:乳幼児の母親・保育士・市職員等40名

7 ・主 催 : 港区役所
・日 時 : 2014年11月22日 10:00~11:30
・場 所 : 名古屋市港文化小劇場
・テーマ : 子ども虐待防止のための講演会
・講 師 : 石田 公一
  ・対象及び人数:港区民 200名

8 ・主 催 : 岐阜経済大学
・日 時 : 2014年12月4日 10:50~12:20
・場 所 : 岐阜経済大学
・テーマ : 公共政策特論
・講 師 : 兼田 智彦
  ・対象及び人数:2年生社経済学科 受講生 50名
9 ・主 催 : 蒲郡市
・日 時 : 2014年10月17日 14:00~15:30
・場 所 : 蒲郡市民会館 東ホール
・テーマ : 子ども虐待の現状
・講 師 : 野田 正文
  ・対象及び人数:蒲郡市民生児童委員等150名

10・主 催 : 日本福祉大学美浜キャンパス
・日 時 : 2014年7月1日 13:25~14:55
・場 所 : 日本福祉大学美浜キャンパス
・テーマ : CAPNAの活動と児童虐待
・講 師 : 前島 美津枝
  ・対象及び人数:3年生 20名           

11・主 催 : 守山区役所・大森中学校地区青少年育成推進会議
・日 時 : 2014年10月10日 10:00~11:30
・場 所 : 大森中学校
・テーマ : 小中学生の保護者および区民・主任児童委員・区政協力委  員等100名
・講 師 : 兼田 智彦

12・主 催 : 清須ファミリー・サポートセンター
・日 時 : 2014年10月17日 10:00~12:00
・場 所 : 清須総合福祉センター 第一会議室
・テーマ : 現代の子育て事情
・講 師 : 松岡 典子
 ・対象及び人数:ファミリーサポート提供会員20名

13・主 催 : 愛知県家庭相談員連絡協議会中央ブロック
・日 時 : 2014年10月20日 13:30~15:30
・場 所 : 清須市役所・清洲庁舎会議室
・テーマ : 性虐の初期対応
・講 師 : 松岡 典子
 ・対象及び人数:愛知県家庭相談員連絡協議会中央ブロック 相談員18名

14・主 催 : 日本福祉大学子ども発達学部心理臨床学科
・日 時 : 2014年10月27日 9:20~10:50
・場 所 : 日本福祉大学子ども発達学部心理臨床学科
・テーマ : 子ども虐待の実情・実態
・講 師 : 松岡 典子
 ・対象及び人数:保育専修1年生190名

15・主 催 : 愛知県厚生農業協同組合連合会 加茂看護専門学校
・日 時 : 2014年10月31日 14:50~16:20
・場 所 : 加茂看護専門学校
・テーマ : 児童虐待野現状と課題
・講 師 : 伊藤 俊典
 ・対象及び人数:社会学2年 40名

16・主 催 : 守山区役所・志段味中学校
・日 時 : 2014年11月25日 10:00~11:30
・場 所 : 志段味中学校
・テーマ : 児童虐待にならないための子育てとは
・講 師 : 石田 公一
 ・対象及び人数:小中学生の保護者および区民・主任児童委員・区政協力委員等100名

17・主 催 : 扶桑町要対協代表者会議
・日 時 : 2015年1月28日 10:00~11:30
・場 所 : 扶桑町役場
・テーマ : 「子ども虐待防止の現状と課題」
・講 師 : 兼田 智彦
 ・対象及び人数:扶桑町要対協代表者14名

18・主 催 : 日本保育サービス
・日 時 : 2015年2月5日 19:00~20:30
・場 所 : 日本保育サービス本社会議室
・テーマ : 子どもの虐待の気づき-保育士として子どもと親への関わり-
・講 師 : 小久保 裕美
・対象及び人数:愛知県内の保育所に勤務する保育士20名

19・主 催 : 名古屋市名東図書館
・日 時 : 2015年2月12日 13:30~15:00
・場 所 : 名東図書館
・テーマ : 子どもに向けられる暴力をしる
・講 師 : 萬屋 育子
・対象及び人数:保健所・児童館等お話ボランティア40名

20・主 催 :公益社団法人あいち男女共同参画財団 
・日 時 : 2015年3月7日 10:00~12:00
・場 所 : ウィルあいち
・テーマ : 児童虐待防止支援の現場から ~小さな人の笑顔のために~
・講 師 : 萬屋 育子
・対象及び人数:市民30名

SBS予防プログラム
2014年度はSBS予防プログラムについては依頼がなかった。

 
G・メール相談事業(民間ネットワークとの連携事業)

・通年の事業としてスタッフ7名で実施
・年間受信件数 1,268件
・メール相談は受信件数が増えていて、電話相談が苦手だったり、かけたい時間に利用できなかったりなどの理由が見受けられる。10代を中心とする若者にとって、メールは日常生活と切り離せないものであり、自分の心のSOSを手軽に発信できるツールでもある。また、ネット社会のコミュニケーションツールとして、海外から寄せられる相談も多い。

Ⅱ 委託事業
 
A・愛知県委託事業

1.2014年度児童虐待対応職員スキルアップ対策事業
児童虐待防止研修会を初心者向け、中級職員向けに分けて3回実施した。

1 初任者向け研修
(1)実 施 日:2014年7月11日(金)
(2)場  所:伏見ライフプラザ(鯱城ホール)
(3)参加人員:申込者248人  当日出席者166人
(4)実施状況 講演とパネルディスカッションの2部構成
・テーマ:
講演「地域で取り組む児童虐待~地域連携の取り組みの実際~」
・講 師:徳永 雅子氏
(徳永家庭問題相談室室長、保健師、精神保健福祉士)
パネルディスカッション
(パネリスト)
・黒柳 理恵(愛知県東三河総合児童・障害者センター児童育成課)
・北村 充(豊橋市役所福祉部子育て支援課)
・徳永 雅子(徳永家庭問題相談室室長、保健師、精神保健福祉士)
(コーディネーター)
・石田 公一(NPO法人CAPNA理事)

 ・内 容:①特定妊婦・要保護児童の説明に加え、スクリーニングや支援方針のリスク要因など分かりやすく解説された。それを踏まえ医療機関における子どもの虐待の予防と連携、実際の虐待対応の取組みの事例をお話くださった。市町村になぜネットワークが必要かということ、またどのようなチームアプローチがより有効的かということなどをお話いただき、それぞれの役割や個別ケース会議についても解説いただいた。
②パネルディスカッション形式で豊橋市・愛知県東三河総合児童・障害者センターより実際にあった連携の事例について解説いただいた。現場での対応や各関係機関の役割など、分かりやすくお話いただき、コーディネーターよりコメントいただいた。

2 中級職員向け研修(2回開催)

  1. 第1回目
    1. 実施日:2014年8月27日(水)13:30~16:30
    2. 場 所:愛知県社会福祉会館
    3. 参加人員:申込者333人  当日参加者208人
    4. 実施状況

・テーマ:困難な保護者への支援について
・講 師:森 隆夫(あいせい紀年病院 理事長)
・内 容:精神疾患についての基礎知識を学び、発達障害と人格障害の違いを学習した。困った親への基本的対応を学んだ後、グループワークをおこない、より実践的な学びをした。
(2)第2回目

  1. 実施日:2014年11月17日(金)10:00~16:00
  2. 場 所:刈谷市生涯中央学習センター 501会議室
  3. 参加人員:申込者68人 当日参加者57人
  4. 実施状況

  ・テーマ:虐待防止支援者のためのアセスメント論
~地域連携と関係機関の情報共有について~地域で行うチームアセスメント
・講 師:山野則子(大阪府立大学大学院 人間社会学部社会福祉学科)
・内  容:要保護児童対策地域協議会についての解説、また現代の子どもがおかれた状況をお話いただいた。それを踏まえてアセスメントの重要性を講義いただき、エコマップの活用やチーム連携の際に必要な視点、実践的なケース会議について学習した。

 

B・名古屋市委託事業

児童虐待防止研修会業務委託(2回開催)
第1回
① 実施日:2014年5月22日(木)13:30~16:00
② 場 所:イーブルなごやホール
③ 対象者:市町村児童福祉・母子保健等担当職員、児童相談所職員、保健所職員、児童福祉施設職員、保育関係者、幼稚園関係者、学校関係者,主任児童委員等
④ 申込人数:238人(名古屋市:159人、愛知県78人)当日参加者数:207人
⑤ 実施状況
テーマ:気になる親子へのアプローチ
講 師:玉井 邦夫(大正大学教授)
内 容:・家族システムと虐待環境の解説、また虐待に至る家族
システムの病理、健康度について分かりやすく図解で
説明した。また、「こころ」のバランスを支えているのは、
思考・感情・感覚の3つの柱であると説明された。
・感覚へのアプローチ・親へのアプローチ、子へのアプローチ
などについて、具体的な対応方法や声のかけ方を挙げ、行動の
目標は具体的に肯定的にすることが良い事を事例を通じ
話された。
・ネットワークによるサポートとして関係機関の連携、
ケース会議での留意点、家庭からの分離はあくまでも
「手段」であり「ゴール」ではないことを説明された。
第2回
① 実施日:2015年1月16日(金)13:30~16:00
② 場 所:鯱城ホール
③ 対象者:市町村児童福祉・母子保健等担当者・児童相談所職員・児童福祉施設職員・保健所職員・保育関係者・幼稚園関係者・学校関係者等
④ 申込人数:322人(名古屋市194人、愛知県128人) 当日参加者数308人
⑤ 実施状況
テーマ: 相談事例から学ぶ現代の子育て事情
講 師: 田尻 由貴子(熊本慈恵病院相談役)
内 容:・こうのとりのゆりかごの設置には、歴史的背景があった事、
ドイツでの母子への取組について、マザーチャイルドハウス等
あり、大半の子どもが必ず家庭で育っているという事を
今現在の日本の状況と比較され、児童虐待防止に対する問題は
社会全体の問題であることを話された。
・若年妊娠と未婚妊娠の事例をだし、色々な事情を抱えた人がいるため一面から物事を見て判断する事の危険性を危惧された。
・幼少期からの愛着の形成がとても大切であること、子育ては子どもにとって愛情ある環境で、居心地の良い生活を送ることが一番であることから、子どもの育ちを社会全体で保証する事が責務であること、そのためには「親育て」が必要になり、「子どもが子どもを育てる」ことの危険性を話された。
・妊娠期からの介入で、切れ目のない支援を行う事が関係機関に望まれていること、また予期しない妊娠を予防するためにも小・中・高校生に命の教育・性教育が必要であることを学んだ。

 

C名古屋市から委託を受けている土日祝日専用の電話相談事業

 

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合 計

受信件数

5

15

14

16

18

20

17

18

14

11

15

14

177(件)

 
D・名古屋市中区委託事業

子育て支援者向け講座実施業務委託(1回)
(1)「虐待防止と連携」
1)日 時:2015年3月2日13:45-15:15
2)場 所:中区役所 6階 大会議室
3)講 師:松岡 典子
4)対 象:主任児童委員40名

 
E・寄添いホットライン
日本政府は「社会的包摂」を推進しようと、内閣府に「社会的包摂推進室」を設置し一般社団法人社会的包摂サポートセンターに委託し、寄り添いホットラインを始めた。現在の被災地では「社会的排除」につながりかねない、被災者の孤立が危惧されており、「寄り添いホットライン」は、「一人にしない」「社会から切り離さない」ことを目指して24時間365日電話相談に取り組んでいる。CAPNAでは社会的包摂サポートセンターに協力し、週5日のべ28時間、11名の相談員で電話を受けている。
CAPNAでの開設時間

13:00~16:00(3H

9:00~17:00(8H

 9:00~14:00(5H

11:00~17:00(6H

10:00~16:00(6H

 

F奈良県委託事業

2014年度奈良県児童虐待防止アクションプラン子育て支援のための家庭訪問員育成事業を開催した。本事業では、家庭訪問員の専門性の向上を図るため、家庭訪問員基礎研修会、家庭訪問員育成講座(全10回、2会場)、家庭訪問員フォローアップ研修の3種類を開催した。

基礎研修会
日 時: 2014年10月20日(月) 14:00~16:00
講 師: 藤原武男氏(国立成育医療研究センター研究所成育社会医学研究部長)
会 場: 奈良県橿原文化会館
参加者: 家庭訪問による子育て支援に携わる市町村職員、主任児童委員、民生児童委員、NPO法人等で子育て支援を行う職員等。166名の参加。

育成講座(全10回)・フォローアップ研修:別紙1参照

Ⅲ 助成金事業

・共同募金(孤立支援)助成金事業

DV被害者サポート・ネットワーク会議(CAPNA・かけこみ女性センターあいち・
ファミリーステーションRin)主催講演会の開催
「家族内暴力を防ぐために~わたしたちにできることを考える~」
日 時:2015年2月13日(金)13:00~16:00
講 師:信田さよ子氏(臨床心理士・原宿カウンセリングセンター所長)
会 場:東建ホール丸の内
参加者:124名

PSM協力会支援金助成事業

子ども虐待死最の0才0カ月0日の新生児死亡を無くすための諸事業として、市民講座を5回開催した。
1・第1回養親希望者説明会
日 時: 2014年11月1日(土)10:00~11:45
会 場: 名古屋市総合社会福祉会館(7F大会議室)
講 師: 矢満田篤二氏(社会福祉士・元愛知県 児童相談所職員)
柴田千香氏(愛知県西三河児童・障害者支援センター・愛知県里親推進員)
愛知県内在住里親

2・市民講座とシンポジウム
講 演: 「こうのとりのゆりかご~すべての赤ちゃんの幸せのために~」
日 時:  2014年11月1日(土)14:30~16:30
会 場:  北区役所講堂
講 師:  田尻由貴子氏(医療法人聖粒会 慈恵病院 相談役・前看護部長)

シンポジウム:「すべての赤ちゃんの幸せのために~」
シンポジスト:田尻由貴子氏
前田 清 氏(愛知県中央児童・障害者相談センター長)
渡邊佐知子氏(名古屋市中央児童相談所長)
シンシア・ルーブル氏(養親・ライフ・ホープ・ネットワーク代表)
西畑 宏子氏(養親)
コーディネーター:矢満田篤二氏
参加者:マスコミ・関係者を含め200名

3・第2回養親希望者説明会
日 時: 2015年2月1日(日)10:00~12:00
会 場: アレックスビル・丸の内
講 師: 小川多鶴氏(一般社団法人アクロスジャパン理事)
参加者: 40名

4・第1回成人した養子の座談会
開催日: 会場は第2回養親希望者説明会と同じ。時間は13:00~15:30
参加者: 成長した養子当事者3名

5・知っておきたい!子どもたちの性の問題と現状・対策
日 時: 2015年3月1日(日)13:30~16:00
会 場: イーブルなごや大研修室
講 師: 丹羽咲江氏(助産師・咲江レディスクリニック院長)
参加者: 60名

Ⅳ その他事業

1 第20回ISPCAN子ども虐待防止世界会議名古屋2014
 日 時: 2014年9月14日(日)~9月17日(水)
会 場: 名古屋国際会議場 大会参加者:2,378人
・大会の準備のためCAPNA内に現地事務局を開設

2 子ども虐待防止世界会議名古屋2014 ユースフォーラム関連プログラム
日 時: 2014年9月13日(土)~9月15日(月)
会 場: 名古屋国際会議場 参加者: 100名
・ユースフォーラム関連プログラムの準備からフォローアップまで
CAPNAが実行委員会の中心となっておこなった。


 性虐待初期対応(RIFCR)研修
日 時:2014年8月25日(月)・10月8日(水)・11月22日(土)・12月26日(金)
2015年2月21日(土) 各回9:00~18:00
会 場:アレックスビル・丸の内
講 師:井上光子  今西洋子  斉藤美紀  早川真理
内 容:性虐待の被害児を守るために彼らから何をどのように聴くべきなのか、
また、児童相談所に通告後実施される調査面接で彼らに被害事実の
詳細を語ってもらうためには、最初の聴き取りの際、どんなことに
気をつけなければならないかを学んだ。
参加者:105名(5回合計)

Ⅴ 本部事業

1 総会の開催 年1回 5月

2 理事会の開催 毎月1回

3 事務局スタッフの充実

4 財務打ち合わせ会:毎月1回