事業報告2018年度

Ⅰ基本事業

・電話相談事業

1.CAPNAホットライン
登録相談員数:48名
実施日時:月曜日~土曜日 10:00~16:00(年末年始を除く通年)
場所:CAPNA相談室

主な内容
・年間受信件数: 790件
・虐待に関する相談電話は、全体の58%を占めている。
・子ども虐待に至る可能性のある育児不安相談は、全体の約16%である。
・過去の被虐待相談が継続、かつ頻回約5割である。
・稼働相談員数が減少傾向であることが、最大の課題としてある。

2.ピアカンファレンス
実施日時:月に1回 2時間程度(各曜日グループで行う)
場所:CAPNA 404号室

主な内容
・電話相談員事業の提案や検討事項などの意見交換
・電話相談員としての聴き方や対処方法、不安や疑問を相談し合い、今後の活動に活用
・研修会などに参加して得た知識・情報の共有

3.電話相談員必須研修

テーマ:「依存症について」
日 時:2019年1月27日(日)13:00~16:00
場 所:(株)三晃社ビル7階
講 師:三和啓二氏(日本臨床心理士会・愛知県臨床心理士会・臨床心理士)
参加者:27名(予備日:11名 レポート3名)
予備日:2018年2月18日(日)10:00~12:00
場 所:CAPNA404号室

4.電話相談員養成講座

(1)募集と応募者
2018年4月1日より「あなたのチカラを子どもたちの未来のために!」をキャッチフレーズに、第14期子ども虐待防止電話相談スタッフの募集を行った。応募者6名で養成講座を実施。途中辞退者1名。

(2)養成講座は以下の日程で、CAPNA404号室で行った。

虐待関連講座

電話相談

9月12日

子ども虐待概論

9月26日

子ども虐待の実際1

10月10日

電話相談概論 ロールプレイ1

10月24日

電話相談の実際・ロールプレイ2

11月14日

電話相談の実際・ロールプレイ3

11月28日

ロールプレイ4・モニター研修の説明

12月12日

こども虐待の実際2

        12月~1月モニター研修4回

1月9日

DVと虐待

1月23日

虐待を受けて

モニター研修報告

第1回レポート「これまでの研修を受けて」

2月13日

モニター研修報告・電話相談実習の説明

       2月~3月電話相談実習4回

2月27日

メール相談の実際

3月9日

児童養護施設 南山寮見学

電話相談実習ケースカンファレンス1

     第2回レポート「電話相談実習を終えて」

4月26日

修了式

B・CAPNAシェルター事業

主な活動
*シェルター支援ネットワーク会議

2019年3月7日              於:東横イン名古屋丸の内

計19名

*シェルター支援者会議開催
1月・2月

*国際ソロプチミスト名古屋会議 参加       於:イーブル名古屋
6月・10月・2月

*5 かけこみ女性センターあいち説明会 参加   於:イーブル名古屋
*8月 名古屋市子ども子育て支援会議 出席
*9月 名古屋市ドメスティック・バイオレンス対策関係機関連絡協議会 出席
*1月9日 CAPNA電話相談員養成講座 参加
* かけこみ女性センターあいちと名古屋市女性福祉相談員との懇談

於:ウィルあいち大会議室

*2月5日 「民間DV被害者保護施設の実情を知る2018」会議 出席

*民間DV被害者保護団体との助成金申請会議      於:CAPNA事務局
参加団体:CAPNA・かけこみ女性センターあいち・RIN    適宜開催

 

CAPNA シェルター事業報告

平成30年度 利用数5件(大人5名、子ども3名)

利用日数 延べ103日間

受付先

経路

利用者

内容

判断

支援

支援結果

4月 事務局

機関

母、小3女子 DVケース、虐待ケース 該当 利用せず
5月 事務局

機関

69歳女性 DVケース 該当 利用 15日間
5月 事務局

機関

母、6年、3年、1年 DVケース 該当 利用せず 使用中
5月 事務局

機関

母32歳、子16歳 虐待ケース 該当 利用せず 使用中
5月 事務局

機関

32歳女性(妊娠6か月位) 虐待ケース 該当 利用せず 使用中
6月 事務局

機関

母、20歳代娘 DVケース 該当 利用せず
8月 事務局

機関

26歳女性 DVケース 該当 利用 25日間
8月 事務局

機関

DVケース 該当 利用せず 使用中
9月 事務局

機関

母39歳、子16歳女 該当 利用 8日間
10月 事務局

機関

19歳女子 父からの虐待 虐待ケース 該当 利用せず
11月 事務局

機関

50歳代女性 DVケース 該当 利用せず 入院
11月 事務局

機関

母のみ(子は施設へ) DVケース 該当 利用せず
11月 事務局

機関

母妊娠中、子ども2名 DVケース 該当 利用せず
12月 事務局

機関

母30歳、2歳・1歳女児2名 DVケース 該当 利用 36日間
12月 事務局

機関

母、子 DVケース 該当 利用せず 使用中
2月 事務局

機関

49歳女性 DVケース 該当 利用 19日間
3月 事務局

機関

問合せ
3月 事務局

機関

フィリピン女性 DVケース 該当 利用せず
3月 事務局

機関

21歳女性、知的・感情障がい 非該当 利用せず
3月 事務局

機関

80歳 要支援2 DVケース 該当 利用せず
3月 事務局

機関

30代 性同一性障がい 虐待ケース 該当 利用 利用中

 

C・愛知県・名古屋市との協働

各市町・要保護児童地域対策協議会・サポート連絡協議会への出席
愛知県  稲沢市  犬山市  清須市  岡崎市
豊田市子どもにやさしいまちづくり委員 愛知県児童虐待予防対策委員会
名古屋市 千種区  東区  北区  西区  中村区  中区  昭和区  瑞穂区  熱田区  中川区 港区  南区  守山区  緑区  名東区  天白区
その他連携
・名古屋市子ども子育て支援会議
・愛知県社会福祉審議会
・名古屋市DV防止懇談会
・全国養子縁組団体協議会
・子どもの家庭養育推進官民会議
・シエルター連絡協議会

D・広報・啓発事業

1・会報誌の発行
第92号(4月)、第93号(7月)、第94号(10月)、第95号(1月)

2・各種イベントへの参加

・在日米国商工会議所 チャリティウォーカソンへの出展
日 時:2017年5月21日(日)
会 場:愛地球博記念公園(モリコロパーク)
内 容:子ども虐待防止に関する広報活動

・スマイルデーなごやへの参加
日 時:8月1日(火)
会 場:銀河の広場(オアシス21)
内 容:若者向け自殺対策イベント

3・ホームページ

年数回ホームページを更新し、広く市民へ情報を発信した。

 

E・講師派遣事業

2018年度は10件の依頼があった

1 ・主 催 : 特定非営利活動法人 ベルフェア
・日 時 : 2018年6月12日 10:30~12:00
・場 所 : デイサービスセンターベル
・テーマ : 大人の言葉による暴力について
・講 師 : 兼田 智彦
・対 象 : 15名

2 ・主 催 : 愛知県コロニー はるひ台学園
・日 時 : 2018年7月5日 17:00~18:30
・場 所 : はるひ台学園
・テーマ : 虐待防止研修
・講 師 : 萬屋 育子
・対 象 : 20名

3 ・主 催 : 一宮保健所健康支援課
・日 時 : 2018年7月25日 14:00~16:00
・場 所 : 稲沢市保健センター
・日 時 : 2018年9月13日 14:00~16:00
・場 所 : 一宮保健所
・テーマ : 事例検討会
・講 師 : 萬屋 育子
・対 象 : 市町村保健師、保健所保健師 20名

4 ・主 催 : 大府市役所
・日 時 : 2018年10月13日 12:00~16:00
・場 所 : 大府市役所 地下多目的ホール
・テーマ : 児童虐待防止・講演とシンポジュウム
・講 師 : 萬屋 育子
・対 象 : 一般  270名

5 ・主 催 : 清須市役所
・日 時 : 2018年10月15日 10:00~11:30
・場 所 : 清須市役所
・テーマ : 自殺に傾きやすい人の心理と聴き方について
・講 師 : 山本 秀樹
・対 象 : 清須市在住者、在勤者、過去にゲートキーパー講座を受講した方   40名

6 ・主 催 : 公立 陶生病院
・日 時 : 2018年12月7日 18:00~19:30
・場 所 : 陶生病院 第1会議室
・テーマ : 性的虐待について
・講 師 : 石田 公一
・対 象 : 医師、看護師、技師  100名

7 ・主 催 : 愛知淑徳大学
・日 時 : 2018年12月27日(木)11:10~12:40
・場 所 : 愛知淑徳大学
・テーマ : 児童虐待の現状と虐待防止予防について、また地域ネットワークについて
・講 師 : 萬屋 育子
・対 象 : 大学2年生  60名

8 ・主 催 : 一宮市こども部子育て支援課
・日 時 : 2019年1月17日 14:30~16:00
・場 所 : 尾西生涯学習センター 大ホール
・テーマ : 児童虐待対応における地域・関係機関の役割
・講 師 : 萬屋 育子
・対 象 : 主任児童委員・要対協の各部会員 150名

9・主 催 : 春日井市役所
・日 時 : 2019年2月26日 10:15~11:30
・場 所 : 総合保険医療センター 3階 母子保健室
・テーマ : 児童虐待について
・講 師 : 白石 淑江
・対 象 : こんにちは赤ちゃん訪問員 50名

10・主 催 : 名古屋市中区役所
・日 時 : 2019年3月6日
・場 所 : 中区役所
・テーマ : 地域における子どもの見守り
・講 師 : 兼田 智彦
・対 象 : 30名

F・メール相談事業

民間ネットワークとの連携事業
(CAPNA・せんだいCHAP・子ども虐待防止みやざきの会)

・通年の事業としてスタッフ22名で実施
・年間受信件数 1,091件
・メール相談は受信件数が増えていて、電話相談が苦手だったり、かけたい時間に利用できなかったりなどの理由が見受けられる。10代を中心とする若者にとって、メールは日常生活と切り離せないものであり、自分の心のSOSを手軽に発信できるツールでもある。また、ネット社会のコミュニケーションツールとして、海外から寄せられる相談もある。

 

Ⅱ 委託事業

G・愛知県・名古屋市との連携強化事業

愛知県

第1回目

(1)実 施 日:2018年8月8日(水) 10:00~16:00
(2)場  所:ウィルあいち 大会議室
(3)参加人員:申込者 176人 当日出席者 168人
(4)実施状況:講演とパネルディスカッションの2部構成
・テーマ:「教育現場から見た児童虐待対応・保護者対応について」
・講 師:山本秀樹氏(元金城学院中学・高等学校教諭)
・内 容:午前 山本秀樹氏より子ども虐待の定義、児童相談所の役割、中学校でのチーム支援の取り組み等 について学んだ。
午後 事例提供、パネルディスカッション、まとめ

 

第2回目

(1)実施日:20181112日(10:00~16:00
(2)場所 :安城市民会館 視聴覚室
(3)参加人員:申込者 150人  当日参加者 65人
(4)実施状況:講演とグループワークの2部構成
・テーマ:精神疾患などを抱える保護者と共に暮らす子どもへの支援・対応」
・講師:新井康祥氏(精神科医 楓の丘こどもと女性のクリニック 院長)
・内容:午前 精神科医の新井康祥氏より支援者にとって必要な基礎的な知識・ポイントを学んだ。
午後 様々な職種で小グループとなり、どのような支援・対応が子どもや家族にとって望ましいかのグループワークを行った。

名古屋市

1回目

(1)実施日:2018年5月24日(水)10:00~12:00
(2)場所:イーブルなごや 3階ホール
(3)対象者:市町村児童福祉・母子保健等担当職員、児童相談所職員、保健所職員、児童福祉施設職員、保育関係者、幼稚園関係者、学校関係者,民生児童委員・主任児童委員等
(4)申込人数 申込者数204人 当日参加者 189 人
(5)実施状況
テーマ:児童福祉法改正~初任者のための学ぶべきポイント~
講 師:高橋 直紹氏(弁護士 NPO法人子どもセンターパオ理事)
内 容:子どもの権利擁護と倫理について、子どもの権利の基本的な考え方から、
児童福祉法の理念、個人情報の取り扱いなど、初めて児童福祉に携わる方が
身につけておくべき知識・技術を講義いただいた。

第2回目

(1)実施日:2018年1月22日(月)13:30~16:00
(2)場所: 名古屋市東文化小劇場
(3)対象者: 市町村児童福祉・母子保健等担当職員、児童相談所職員、保健所・保健センター職員、児童福祉施設職員、保育関係者、幼稚園関係者、学校関係者、民生児童委員・主任児童委員、児童虐待に関する知識・技術を学ぶことを希望する者等
(4)申込人数申込数 149人 当日参加者数 143人
(5)実施状況
テーマ: 「特定妊婦への支援~こどもの命が輝く社会に~」
講 師: 坂鏡子氏(2006年~現在NPO法人TOKOTOKO代表 NPO法人子どもセンターパオ理事)
内 容: 長年地域で子育て支援活動されている坂氏を招き、特定妊婦に対して、関係機関の役割や連携について講義していただいた。

H・名古屋市から委託を受けている土日祝日専用の電話相談事業

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

合 計

受信件数

27

25

25

38

23

38

19

25

19

21

17

35

312(件)

I・高浜市委託事業

増加する児童虐待への対応強化を図ることを目的として、専門職向けの児童虐待防止研修会・事例研究会を実施した(全3回)。
第1回「児童虐待における他機関連携~児童虐待事例の現状や児童福祉法の改正も見据えて~」
(1)日 時:2018年8月17日(金)13:30~
(2)場 所:いきいき広場ホール
(3)講 師:山田 麻紗子(人間環境大学 教授)
(4)対 象:市内幼・保・小・中学校教員 65名
第2回「多問題家族が抱える10代Aへの影響とその支援(事例検討)」
(1)日 時:2018年11月27日(火)15:30~
(2)場 所:いきいき広場会議室A
(3)講 師:山田 光治氏(岡崎女子短期大学特任教授、元愛知県知多福祉相談センター長)
(4)対 象: 市内幼・保・小・中学校教員 65名
第3回「事例検討」
(1)日 時:2019年1月25日(金)15:30~
(2)場 所:いきいき広場会議室A
(3)講 師:萬屋 育子氏(認定NPO法人CAPNA理事長・元愛知県刈谷児童相談センター長)
(4)対 象:市内幼・保・小・中学校教員 45名

Ⅲ 助成金事業

A・安全委員会方式研修会(一般財団法人ペガサス財団助成事業)

日 時:2019年2月21日(木)13:30~17:00
2月22日(金) 9:30~16:00
場 所:ウィンクあいち 1202会議室
内 容:講義1「児童養護施設における暴力・性暴力問題の理解と対応」
講師:田嶌誠一氏(九州大学名誉教授・安全委題員会考案者)
講義Ⅱ「児童相談所は養護施設に何を期待しどのような支援ができるのか~山形県児童相談所のとりくみ~」
講師:五十嵐哲朗氏(山形県福祉相談センター 副所長
    講義Ⅲ「施設入所児童のアタッチメントについて考える~護り護られることの大切さ~」
講師:當眞千賀子氏(九州大学教授)

実践報告Ⅰ「暴力はダメ、安全欲求が満たされ成長のエネルギーが生まれた」
戸高勉氏(愛知県児童養護施設:照光愛育園)

実践報告Ⅱ「安全委員会導入後の子ども達と職員の変化」
佐藤信太郎氏(三重県児童養護施設:聖マッテヤ子供の家)

実践報告Ⅲ「安全委員会・厳重注意の実際」(ロールプレイ)
小笠原寛氏(愛知県児童養護施設:岡崎平和学園)

グループワーク

「施設入所児童の養育で大切にしたいこと」
「研修をどのように理解し、今後にどのように活かしていくか」
司会:築山高彦氏(岡崎女子短期大学特任教授・元愛知県児童相談センター長)

対象者:児童福祉施設職員、児童相談所職員、臨床心理士、社会福祉士、児童福祉研究者等

参加者:80名

Ⅳ その他事業

 児童権利擁護セミナー

児童福祉施設等における暴力・性暴力問題の理解と対応
~成長の基盤づくりとしての暴力対応を考える~

日 時:2018年7月12日(木)10時~16時 30分
場 所: 東京都助産師会館5階講堂
内 容:「児童養護施設等における暴力・性暴力問題の理解と対応」
田嶌誠一氏 (九州大学名誉教授(心理臨床))
「社会的養護における安心・安全レベルアップの取組について」
五十嵐哲朗氏(山形県福祉相談センター副所長)
「小舎制で子どもの権利擁護に取り組んで ~なぜ安全委員会方式を導入したのか~」
森田雄司氏(千葉県児童養護施設子山ホーム施設長 )
「子どもの成長基盤として安心・安全が必要」
戸高勉氏(愛知県児童養護施設 照光愛育園家庭支援専門相談員)-
対 象:児童養護施設・乳児院職員、行政関係者、児童相談所職員、児童福祉・児童虐待防止等の団体・機関に従事している者、教職員、研究者、臨床心理士、社会福祉士等
参加者:100名

市民講座

第1回

ゲートキーパー研修 及び 子どもの自殺予防のための市民講座「2学期をむかえるあなたへ」開催
日 時:2018年8月26日(日)13時半~16時 30分
場 所:ウィルあいち大会議室
内 容:ゲートキーパー研修では愛知いのちの電話協会事務局長兼田智彦氏、「2学期をむかえるあなたへ」ではファシリテーターに森山花鈴(南山大学)、シンポジストに粂 和彦(名古屋市立大学)、山本秀樹(CAPNA理事・元教諭)、木全誠二(愛知いのちの電話協会)を招き子ども・若者の自殺が多い夏休み明けの新学期にむけての研修会を開催した。
対 象: 市民・支援関係者等
参加者:200名

第2回

市民講座「子どもと愛着を深めるための講座」
日 時:2019年3月16日(土)17日(日)
場 所:三晃社ビル
内 容:幼少時に親から適切な保護をうけられず、家族から離れて生活している子どもや里子、養子と深い愛着の絆を作るに「愛着障害」の理解と関わり方を学ぶ。
対 象:養親・里親。里親支援者・子育て支援者・児童相談所職員等
参加者:80名